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てげてげブログ
2014-03-20

564) 庭の小鳥

  庭で小鳥を飼っている、と言えば言い過ぎになるが、我が家にはひっきりなしに野鳥が遊びに来る。リビングの前のテラスにはいつも小鳥のために「細かく千切ったパン屑」と「半分に切ったミカン」と「水の入ったお皿」が置いてある。庭の木の枝にはミカンが挿してある。妻が一日に何回も補充している。新しい餌を置くと、何処で見張っているのかあるいは臭いがするのか、彼らがすぐに飛んで来る。

  ガラス戸ごしにすぐ目の前で小鳥が餌をついばんでいる。ひとつついばんではきょろきょろと周りを見回す。そしてまたついばむ。敵の襲来を用心しているのだろうか。大きなパン屑はくわえて持っていく。どこかに隠れてゆっくり食べるのだろう。隣の屋根の上に運んで食べていることもある。みかんは皮を残して、ふくろごと綺麗に食べてしまう。

  メジロがよく来る。綺麗な羽の色と小さい身体、目の周りの丸くて白い輪がかわいい。メジロは集団ではあまり行動しない鳥のようだ。たいがい1羽か2羽でやってくる。
  スズメは集団でやってくる。ばーっと来て、ばくばく食べて、ばーっと去ってゆく。あまりかわいげがない。

  メジロやスズメよりもずっと大型の鳥もくる。鳥の名前は知らないが3種類いる。茶色でスリムな鳥、綺麗なうぐいす色のやや太めな鳥、一番大きな鳥は灰色で無愛想だ。種類の違う鳥同士で争うことはない。身体が大きいほど強いようで、小さい鳥は大きい鳥が食べ終わって飛び去るのをおとなしく待っている。

  鳥の姿を眺めていると飽きることがない。かくして休日は過ぎてしまう。(2014.03.20)

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