月曜～火曜、日田で大学の同窓会（二水会）があり、参加した。

ホテルに16時に集合して、ゆっくり温泉に浸かって、18時から宴会。

宴会は特別の企画も、余興も、何もなかった。

偶然に座りあわせた隣の友と静かに語り合うのみ。

若い頃のように、席を移動しながら盃を差しつ差されつという姿もない。

ただ静かに定位置で盃を傾けながら、

話題は近況や健康の話が多かったのだろう。

まあ、歳を重ねて落ち着いた静かな宴会に成長したということだろうか。

偶然に元福岡市長（元衆院議員）の山崎広太郎くんと隣りあわせた。

政界を引退してからは、ＮＰＯ法人を組織して活動しているらしい。

ネパールでは学校を建て、運営を支援する活動であるとか、

インドネシアではマングローブの植樹活動をやっているという。

広太郎くんは政治家だから、酔うとやはり政治談議になる。

話が盛り上がったところで彼が執筆した本を1冊進呈された。

ＰＨＰ新書で「紙一重の民主主義」という本だ。

日本の民主主義に対する彼なりの危機感を、

国民主権という観点からまとめた力作のようである。

じっくり読ませてもらおうと思う。

最後の感想である。

数年ぶりに会った同級生は、みなそれなりに老いていた。

あと何年こうして集まれるのだろうか？

　　　　　　　　　　　　　　　　（2015.05.28）