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てげてげブログ
2015-07-15

768) 安保関連法案

安全保障関連法案をめぐる与野党の攻防がいよいよ大詰めを迎えたようだ。今日15日、与党側は特別委員会での採決を強行すると報じられている。対して野党側は、採決の場を欠席する戦術らしい。与党単独採決になれば世論の批判が与党に向かうという読みもあるのかもしれない。


与党は審議時間が100時間を超し、十分に審議を尽くしたから、もう採決の時期だと言い、野党はまだ国民の理解が進んでおらず、採決は時期尚早だと言う。


与党の主張に対しては、50時間なら不足で100時間なら十分と時間数で判断する問題ではないと思う反面、野党は元々が反対なのだから、審議に2倍、3倍の時間をかけたとしても時期尚早という主張はやはり変わらないのだろうと思う。

双方ともに、先に結論ありきで、理屈にならない理屈を並べているとしか思えない。


反対する側は、この法案が成立すると日本は戦争する国になると言い、賛成する側は、この法案は戦争を抑止する働きをすると言う。そしてこの議論はどこまでも平行線で集約することはない。

行き着くところ、国会議員の数の力で決まることになる。そして国民の意思がそこにあったということになる。それが不満なら国民は次の選挙で違う結果を突きつけるしかない。


国民の理解が進んでいるかどうか私には分からない。少なくとも私自身は国会議員任せ、良いも悪いも思考停止している。だから・・・いくら時間を与えられても、私の思考は少しも前に進まない。(2015.07.15)

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