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てげてげブログ
2016-07-20

956) 戸畑祇園

毎年7月第4土曜日には戸畑祇園大山笠競演会が開催される。伝統行事「戸畑祇園大山笠行事」は国の重要無形民俗文化財に指定され、福岡県夏の三大祭りの一つとして「提灯山」の愛称で広く親しまれている。競演会はそのメーンイベントである。

ちなみに福岡県夏の三大祭りとは、戸畑祇園大山笠の他に博多祇園山笠と小倉祇園太鼓を指すらしい。


妻が戸畑で育ち、子供の頃からこの祭りに親しんできたこともあり、これまで、夫婦して競演会には何回となく脚を運び、その勇壮な祭りを楽しんできた。


これまでは大群衆の中で揉まれて人の肩越しに伸びあがりながら、あるいは運よく隙間を見つけては道端に座り込んで見物するのが常だった。

ところが妻の祭り好きを伝え聞いたた知人から、今年は観覧席(指定席)の券をいただいたのである。知人に感謝し、指定席に座ってゆっくりとビールを飲みながら、提灯山を楽しんでこようと思う。


これを機会に提灯山のことを少し調べてみた。

〇始まったのは1803年。210年余り続いてきたことになる。

〇飛幡八幡宮、菅原神社、中原八幡宮という3つの神社の祭礼である。

〇昼間の幟山笠が、夜の提灯山笠に変身する。5段上げという変身作業が見もの。

〇1基の大山笠は12段、309個の提灯からなる。

〇大人が担ぐ4つの大山笠と中学生が担ぐ4つの小若山笠が競演する。

〇大山笠は総高10m、重量2トンあり、担ぎ手は約80人。

〇鉦や太鼓のおはやしと「よいとさ」の掛け声に特徴がある。

                        (2016.07.20)




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