もりそば、かけそば問題は一向に鎮火の気配が見えない。

併せて防衛省や財務省の公文書隠匿、改竄問題も拡大している。

いずれも最初は小さな火種だったのがだんだん火勢が増しているように見える。

これは安倍政権の命取りになるのではないか、と思い始めた。

つい最近まで、今秋の自民党総裁選での安倍3選は確実だと言われていた。

その総裁3選に黄信号が灯り始めた、いや赤信号かもしれない。

総理は自分は森友も加計問題も誰にも指示していないと繰り返している。

政権が強力になれば周囲の者は総理の意向を推し量るようになる。

官僚も総理の顔色を見るようになる。

そして総理が喜ぶような結果を出そうとするようになる。

そんな結果が今回の森友問題、加計問題ではないのか。

人が絶対的な権力を長期間持ち続けることにはやはり弊害があるようだ。

ロシアではプーチンさんが長期政権を維持している。

中国では習近平さんが永久政権可能な仕組みを作り上げた。

これらは言論を制限された共産主義が土台の国家だから可能なのかもしれない。

さて民主主義国家日本で、安倍政権はどうなるのだろうか　？

　　　　　　　（2018.04.12）