自民党総裁選が9月に実施される。勿論、それによって日本国の総理大臣が決まることにもなる。

報道では現職の安倍晋三氏の他に石破茂氏が立候補するらしい。野田聖子氏も立候補を模索しているが、20人の推薦人が確保できないようだと報じられている。となれば安倍氏と石破氏の一騎打ちということになる。

新聞紙面では安倍支持が国会議員の何割を押さえたとか、何処の派閥は分裂選挙になるらしいとか、党員票の行方がどうだとか、総裁選後の報復人事があるとかないとか、安倍支持勢力はその後の政権安定のために圧勝を狙っているとか、色んな情報が駆け巡っている。

そして報道通りの結果になったら、安倍政権は3期9年の長期政権になる。権力の集中はさらに進み、安倍1強と言われる状態があと3年間続くことになる。

長期政権は落ち着いて大きな政策を断行できるだろう、一方で独断的で偏った政策になりがちだとも言えるかもしれない。それが日本の長い将来にとってプラスに作用するのか、マイナスに作用するのか。私にはわからない。（2018.08.07）