昨夜のこと。夕食の後、何気なくテレビを見ていたら、昭和40年代にはやった懐かしい歌が流れていました。スタジオには当時の歌手が何人か「今の顔で」出演していました。
　　その当時、弘田三枝子という歌手がいました。ポチャポチャ、プリプリ、美人とは言えないにしても可愛くて笑顔のいい歌手でした。身体と同様、パンチのきいた歌を歌ってたのを覚えています。
　　その弘田三枝子が別人になって出演していたのです。
　　鼻、口、目、頬、どこもかしこもみんな変わってしまっていました。体型も全く変わっていました。笑うことが出来ないのか、笑ったら顔が崩れるのか、終始お面を被っているかのように表情のない、固まった顔をしていました。どこかマイケルジャクソンに似ていると思いました。見ているだけで気持ちが悪くなって顔をそむけました。正視できませんでした。昔の弘田三枝子が自然にトシとって目じりに皺などつくって、笑顔で出演していたらどんなにか素敵だったろうに、と思いました。
　　他にも美容整形の顔だなと思う芸能人は何人もいますが、弘田三枝子は文句なしに横綱だろうと思いました。

　　大金をはたいて、痛い思いをして、親から貰った顔を作り変えて、あげくの果てには見るに耐えない醜い姿になるなんて、ひきあわないなあ、と私は思うのですが-----。
　　あちこちで〇〇美容整形外科というPRをよく目にします。世の中には美容整形手術をする人が結構多いということでしょうか。人それぞれ、それを美しいと思う人もいるのですから、私がつべこべ言っても仕方ないですね。