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てげてげブログ
2011-06-14

301) 怖い話・・・姥捨て

  曽野綾子の「老いの才覚」からの引用です。怖いお話です。

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  昔は日本にも「うば捨て」がありましたが、アフリカのブルキナファソという国では、現実に存在していました。
  話がちょっと脇道にそれますが、アフリカの多くの土地では、人が死ぬと、寿命や病気の結果だと考えません。それはだれかの呪いによるものだと解釈されて、村の呪術師に「犯人」を占ってもらうのです。名指しされた人は、村から追い出されます。90%以上が老女なのは、たぶん、そのような理由づけをすることで、働くこともできずにただ食べているだけの老年を排除しよう、という社会的意図があるのだと思います。村社会から追放された老女はさまよい、道端で死ぬ人も多いそうです。

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  現代でもそんな社会があるんですね。(2011.06.14)

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