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てげてげブログ
2011-07-01

306) 最少(宰相)不幸社会

  今朝の朝日新聞の囲み記事を二つ。

  一つは  『民主控室 首相やゆの張り紙』  と題する記事。
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  「宰相不幸社会」「百害あって一利なし」「感動した 菅どうした」-----。国会内にある民主党国会対策委員会の役員控室に、菅直人首相に当てつけたこんな紙が一時、張り出された。
  控え室には以前から国対副委員長らが書いた「与野党一致」「忍耐」といった書が張り出されていた。だが、首相が6月27日、自民党参院議員を総務政務官に一本釣りする人事を行った後、自民党が反発して国会審議が止まると、首相をやゆする張り紙が登場。国対幹部から「冗談にしても度が過ぎる」との声が出て同29日にはがされた。
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  民主党の中はバラバラらしい。あんな党首じゃ党内が纏まらないのも仕方あるまい。こんな政党があと何年も政権を担うのかと思うと暗澹たる気持ちになる。

  もう一つは  『自民「全館禁煙」 分煙で決着』  と題する記事。
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  自民党改革委員会が党改革案の目玉に盛り込んだ「党本部の全館禁煙」は30日、喫煙、禁煙両派に配慮した谷垣禎一総裁の裁定で「分煙」で決着する見通しになった。
  党・政治制度改革実行本部の細田博之本部長がこの日、谷垣氏に来週から禁煙を始めるよう求め、谷垣氏もうなずいた。愛煙家の大島理森副総裁らが全館禁煙に難色を示していたが、谷垣氏と面会した委員会メンバーは「総裁がリーダーシップを発揮する」と巻き返しに自信を見せた。
  だが、谷垣氏は30日夕の記者会見で「全館禁煙というより分煙じゃないか」。開始時期も「幹事長に考えてもらう」と明言しなかった。谷垣氏はたばこを吸わないが、喫煙家が多い党重鎮らの壁は厚かったようだ。
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  党改革の目玉に上げたのが「党本部の全館禁煙」という事実にまず驚いた。国家のこの非常事態の時に、取りあげる問題が違うのではないかと思った。さらにまた、禁煙という小さなことも決めきらない自民党の優柔不断な体質にも驚いた。(2011.07.01)
  

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