2015-10-28
824) 兄貴
姉と兄、妹と弟、私は5人の兄弟姉妹の真ん中だ。
私のすぐ上は12歳違いの兄貴である。
私の干支は午(うま)、兄貴も午年で85歳になる。
私は父を大学1年生の終わりに亡くした。
以後、兄貴が私の父親代わりをつとめてくれた。
物心両面から支え、大学も卒業させてくれた。
若い頃は田舎の素人相撲の大関をつとめた偉丈夫である。
しかし頑丈な兄貴も最近は糖尿に悩まされ、病気がちだ。
脚の血管が詰まってカテーテル治療をうけたとも聞いた。
その兄貴が夫婦して鹿児島の田舎から出てきた。
31日の姪(妹の娘)の結婚式に出席するためだ。
歓迎のために今日は食事会を催すことになった。
兄貴と妹と私、3組の夫婦による食事会である。
酒豪の兄貴も今は飲めないのだろうな、と思うと寂しい。
(2015.10.28)
画像:小倉駅前交差点の花壇