2016-06-02
930) 慰労
明日、金曜日は休みをとった。
妻を誘って近場の温泉宿に1泊する。
どこまでも妻が主役のドライブ旅行である。
加齢につれて妻が身体も心も弱ってきたようだ。
併せて今は大きな心労を抱えて滅入っている。
同じ心労でも私は会社に出て雑事に気を紛らせられる。
妻は一日中家にいて気の紛らしようがない。
朝から晩まで一つの心配ごとに囚われている。
負の連鎖、心配は次の心配を産む。
温泉に浸かってのんびりさせてやりたい。
上げ膳下げ膳でゆっくり食事をさせてやりたい。
それで妻の気持ちも少しは晴れるかもしれない。
一過性の効果でしかないかもしれない。
一過性だってそれはそれで良いと思っている。
(2016.06.02)