2011-10-12
335) A君とギラヴァンツ北九州
息子(長男)の親しい友人である。
中学時代にはサッカー部で一緒に部活に熱中し、
大人になってからは、
誘い合ってフットサルを楽しんでいる。
いつもニコニコ、笑顔が魅力的な好青年である。
42歳だからもう青年とは言えないかも知れないが、
同じ年齢でも頭の薄くなった私の息子に比べると、
青年の臭いを強く感じさせる好人物である。
就職して以来、東京を舞台に営業一筋で活躍し、
つい1~2年前、
北九州の本社に転勤してきたばかりである。
そのA君が20年勤めた会社を辞めて転職したという。
訪ねて来たのはその報告のためだった。
そして今度の会社は「株式会社ギラヴァンツ北九州」。
北九州のプロサッカーチームである。
彼の名詞には「営業課長」の肩書きが輝いていた。
観客を集めることと、スポンサーを集めることが、
彼の当面の役割であるという。
企業としては脆弱、決して安定しているとは言えない。
それなのに今までの安定した会社を辞めて、
昔のサッカー少年が、サッカーの夢を売る。
是非とも成果をあげて欲しいと思う。
彼に一つ聞き忘れたことがある。
「ギラヴァンツ」にはどういう意味があるのかということ。
ずっと疑問に思っていることである。
この次に会ったら必ず聞くことにしよう。
(2011.10.12)