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てげてげブログ
2015-02-23

736) 時局講演会

土曜日、何も予定がなかったこともあり、時局講演会を聞きに行った。

主催は産経新聞社、講師は自民党副総裁である高村正彦衆院議員、演題は「第3次安倍政権の行方」。


政治家の後援会には滅多なことでは行かない。あれをやった、これをやった、これは自分の功績だといった自慢話ばかりで面白くないからだ。その例外をつくってあえて出かけたのは、今回はなんとなく政治家らしくない話が聞けそうな気がしたからである。

日頃テレビや新聞で見たかぎりではあるが、高村副総裁は政治家らしくない地味で真面目な人柄じゃなかろうか、とお見受けしていたことがその根拠である。


話の中に「安倍政権の行方」なぞという話は全く出てこなかった。終始、集団的自衛権とか周辺事態とか武器使用とか閣議決定とかに限定した法律論だった。新聞種になるような不用意な失言などは全く聞けなかった。

「こんな退屈な法律論を、途中退席もせず、眠りもせずに聞いていただいてありがとうございました」という高村副総裁の最後の言葉が講演の全てを表していたように思う。


予想していた通り真面目な話であり、勉強にはなったけれど、正直、面白くはなかった。

そんな淡々とした真面目な話の中にも、公明党との自公協議をリードし、まとめてきたのは自分なのだという自己PRが匂ったのは、やはり選挙で選ばれる政治家という職業の業なのだろうか・・・と思った。(2015.02.23)

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