746) 一般人
ヤフーのニュースで偶然目に付いた記事。
見出しは『スギちゃん、13歳年下と結婚へ』
記事の中身はというと『 「ワイルドだろぉ」のギャグで大ブレークしたお笑いタレント、スギちゃん(41)が、13歳年下の一般女性(28)と結婚することが10日、分かった。云々 』というもの。
テレビ画面には掃いて捨てるほど沢山のお笑いタレントがひしめいている。その一人が何をしようが、全く関心がない。気になったのは『一般女性』という言葉だ。他にも『一般男性』とか『一般人』という言葉にもお目にかかる。
一般人でない人達はいったい何と称されるのだろうか。『一般』の反対語は『特殊』である。しかし特殊人とか特別人という言葉にはお目にかからない。一般人というのが世間的には名も知られない多数の無名人を指す総称だとすれば、反対語は有名人なのかもしれない。
有名人は稼ぎがいい分、有名税でプライバシーも剥ぎ取られる。そういう意味では、一般人という言葉は、庶民のプライバシーを守ってくれる言葉なのだろう。
報道から受けるぼんやりした印象から言うと、有名なタレントとかスポーツ選手は何かにつけ名前が報道される。名前どころかプライベートな小さいところまで報道される。アナウンサーの名前もタレント並みにオープンにされるようだ。政治家も裸にされる。
医師、弁護士、デザイナー、建築家、経営者など、かっこいい職業についている人は、職業名だけで実名は伏せられることが多いように思う。なぜだか警察官や自衛隊員も職業が明らかにされることが多い。
さて私は何の特徴もない、普通の一般人。週刊誌ダネになるようなどでかい悪事でもやらかさない限り、私のプライバシーが裸にされることはないだろう。危険なのはこのブログの方だ。筆が滑って余計なことを書かないように気をつけなければ・・・
いくらブログネタがないとは言え、つまらぬことを書いてしまった。(2015.06.11)