今朝の出勤時、小倉駅前で向こうからやってくるＭくんとばったり出くわした。これから『飯塚脊損センター』に行くのだという。飯塚脊損センターというのは脊髄を損傷した患者を専門に治療し、リハビリを施す病院のはずだ。何事がおこった（？）

Ｔくんの見舞いに行くのだという。Ｔくんと言えば、私と同じ鹿児島出身で、若い頃同じ工場で働いた仲間だ。その後営業マンとして大阪で活躍し、望まれて代理店に転出した。今でも大阪に住んでいるはずだが、その彼がなんでまた飯塚脊損センターに（？）

（　数か月前に出張で小倉に来た　→　翌日はＭくんも一緒にゴルフをする予定だった　→　前夜歓迎の宴をもった　→　飲み過ぎて酔っ払った　→　道路の縁石で躓いた　→　そのまま顔から倒れた　→　打ち所が悪くて首の骨が折れた　）

Ｍくんも私も、お互いに時間のない中、駅前の立ち話で聞いたあらましである。

身につまされる怖い話だった。私自身も数か月前、酔っ払って転んで、肩と腰を骨折した。幸い今は回復して元気にしているものの、下手をすると私も脊損センターものだったのかもしれない。Ｔくんが少しずつ回復しているという話がせめてもの救いだった。（2015.07.31）