2015-10-06
812) 訃報
昨日、退社直前にGくんの訃報が飛び込んできた。
Gくんというのは大学時代の遊び仲間である。
近くの女子大に声をかけて合コンしたことや、
大学の山の家に泊まって九重登山したことを思い出す。
そんな時の言い出しっぺはいつもGくんだった。
一方で、一緒に学んだという記憶はほとんどない。
そのGくんが半年前の3月、突然に肺癌の宣告を受けた。
それまでは咳が出るわけでもなく、熱があるわけでもなく、
ごくごく普通に暮らしていた。
なんとなく身体がきついというので病院に行った。
診察の結果、肺に5リットルからの水が溜まっていて、
肺癌、ステージ4とかでもう手遅れ、
手術も無理、レントゲン治療も無理、と言われたらしい。
抗癌剤は副作用が酷くて途中で止めたという。
癌に効くという水を飲んだり、自宅で素人療法を続けていた。
亡くなったのは昨日の11時。
その前日には大学時代の仲間が自宅に見舞いに行って、
15時頃までは元気に会話をしていたという。
あまりに突然の死に、その仲間が驚いていた。
ご冥福をお祈り申し上げます。
この歳になると、いつ、何が襲ってくるかわからない。
生きているうちが花、今日を精一杯に生きようと思う。
(2015.10.06)