「65会」という会に加入している。1965年に「安川電機」という電機メーカーに入社し、定年後は九州地区に居住している者の集まりだ。60歳の定年前後にこの会はスタートした。もう10数年続いていることになる。長く続いているのは、鹿児島に居住する幹事長がまめに世話をしてくれるからに他ならない。

活動の中身は年に1回の飲み会と、これも年に1回の旅行だけである。

飲み会の方は「雪見酒」と称して2月頃に開催されるが、最近は温暖化の影響か、とんと雪など降ったことがない。雪を見ない雪見酒が毎年続いている。

旅行は国内、海外とりまぜて行っている。当初の頃は夫婦同伴が原則だったが、最近は一人参加が増えてきた。両親の介護や、孫の世話にペットの世話、自身の健康問題等と色々な事情があるようだ。旦那についてゆくのを嫌がる自立志向の奥さんが増えてきたという事情もあるかもしれない。

これまでの旅行を思い出してみると、国内では北海道、東北、富士山周辺、壱岐対馬、沖縄、屋久島、鹿児島に行った。海外ではマレーシア、台湾、カンボジア、ベトナム、韓国、中国長江下りなどが数えられる。

今年の旅行は、先週9月7日から10日まで、3泊4日の四国旅行だった。楽しい4日間だった。来年は再度の台湾旅行という合意を得、これをもって旅行はお終いという暗黙の了解が成り立った。年齢的、体力的にそろそろ限界のようだ。

四国旅行の印象記はあらためて書くことにする。（2016.09.06）