2017-10-03
1111) 男の料理
このブログも気が付けば1111回の並び数字になった。
これからも気楽に、気張らずに続けたいと思う。
何のために?自分の脳味噌の老化防止のために。
話変わって、結婚してほぼ50年になる。
この間、朝晩の食事は全面的に家内のお世話になってきた。
私自身が料理を作って食卓に供したことは一度もなかった。
50年に亘る毎日の台所仕事に、最近、家内が疲れたようである。
たまには俺が料理番を引き受けてみようかと思い立った。
いくら思い立ってもどうしたらいいのかさっぱり分からない。
手始めに本屋に走って料理本を買い求めた。
選んだ本は『60歳からの料理 超入門編 男のええ加減料理』
選択基準は、ともかく簡単でやさしそうな料理の手引書だ。
調理器具は土鍋のみ、調味料は各料理とも1種類だけという簡便さに惹かれた。
日曜日、さっそく挑戦してみた。
選んだ料理は最初のページの『豚にらもやし』
土鍋に水と酒を少々、鍋の底にもやしを敷いて、その上に豚肉の薄切りを並べて、さらににらをかぶせて、塩少々をふりかけて、蓋をして、弱火で15分ほど煮る。
結構美味しかった。
家内も「こんな料理を初めて食べた(そりゃ当たり前だ)。美味しい」と喜んでくれた。
私は生涯初めての料理経験で自信を付け、来週も挑戦しようかと張り切っている。
(2017.10.03)