今年も残すところ10日余りとなった。1年間が早かった。一般的に、齢をとると時間の経過を早く感じるようになるものらしい。誰かが言っていた。10歳の子供の1年は人生の10分の1だから子供にとって長い期間だが、80歳の老人の1年間は人生の80分の1だから短く感じるのだ・・・というのだがどうなのだろう。納得できるようなできないような？？

私も75分の1の早い1年間を経て、来年は76歳になる。日本人男子の平均寿命は80.75歳だという。今年よりもさらに早くなる1年間をあと5回経験すればもう平均寿命到達だ。当然来世からのお迎えが近いことを覚悟している。覚悟はしているものの、その準備はしていない。

そろそろ終活に取り掛からなければ、と思い立って手始めに「日本尊厳死協会」への入会申込書を手配した。数日前のことである。リビングウィルの手続きをしておこうと思う。

子供たちの負担を考えると、墓はつくるまいと決めているが、それならどうするのか決めてはいない。納骨堂に入るのか、海で散骨でもしてもらうのか、近頃は樹木葬とか新しい弔い方もあるらしい・・・等、元気なうちに決めておかなければいけないことがまだまだ沢山あるようだ。来年は終活に本格的に取り掛かるかなぁ・・・　　　（2017.12.19）