2017-12-20
1144) 改革という言葉
最近ちょくちょく「働き方改革」という言葉を目にします。
何をどう改革しようとしているのか私にはわかりません。
政府は「一億総活躍社会」実現のために、というのですが
この一億総活躍というスローガン自体に胡散臭さを感じます。
そもそも私は改革という言葉があまり好きではありません。
選挙の時期には政治家が一様に改革、改革と呪文を唱えます。
行政改革、財政改革、規制改革、構造改革・・・
私の中では改革という言葉と政治家がすぐに結びついてしまうのです。
辞書で「改革」をひくと「制度やしくみを新しく変える事。」とありました。
そこには良い、悪いの判断や評価はありませんでした。
しかし改革という言葉には今より良くなるというイメージが付いてまわります。
今より悪くする為に改革するとは言いません。
しかし変わるからには良く変わると同様に悪く変わることも多いはずです。
その施策で良くなる人もいれば、悪くなる人もいるはずです。
改革という言葉に、私達はもっと慎重に向き合うべきでは・・と思います。
さてそこで「働き方改革」で世の中は、そして私達はどうなるのでしょうね?
(2017.12.20)