2017-12-25
1146) 日本尊厳死協会
頼んでおいた日本尊厳死協会の入会案内が届いた。早速今朝、入会申込書を郵送し、2000円の年会費を振り込んだ。
「終末期医療における事前指示書」と題した申込書には、以下の「リビング・ウイル」の文言が記されている。このブログを読んでくれるだろう息子たちにも、おやじの意思を承知しておいてもらいたいので、ここにその指示書の文章を引用する。
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この指示書は、私の精神が健全な状態にある時に私自身の考えで書いたものであります。したがって、私の精神が健全な状態にある時に私自身が破棄するか、または撤回する旨の文書を作成しない限り有効であります。
〇私の傷病が、現代の医学では不治の状態であり、既に死が迫っていると診断された場合には、ただ単に死期を引き延ばすためだけの延命措置はお断りいたします。
〇ただしこの場合、私の苦痛を和らげるためには、麻薬などの適切な使用により十分な緩和治療を行ってください。
〇私が回復不能な遷延性意識障害(持続的植物状態)に陥った時は生命維持措置をとりやめてください。
以上、私の要望を忠実に果たしてくださった方々に深く感謝申し上げるとともに、その方々が私の要望に従ってくださった行為一切の責任は私自身にあることを付記いたします。
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登録が完了したら、協会に私のリビング・ウイルの原本が保管され、私の手元にはその写しと一緒に「会員証」が届くことになっている。
以前から気になりながら、全く手付かずに残っていた「終活」がほんのわずかだけ前進した。肩の荷が一つおりたような気がする。(2017.12.25)