昨夜は懐かしくて楽しい飲み会があった。安川電機時代の総務・人事担当者のOB会だ。2月と8月に開催することから「にっぱち会」と称している。コロナ禍で久しく休会になっていたものだ。3年半ぶりの開催だという。

　場所は改築、新装なった安川電機の「洞海倶楽部」が選ばれた。改修後の倶楽部利用は、参加者全員が初めてのことだったようだ。

　会の冒頭、認知症が進行したAさん、手術のため入院しているBさん、温泉旅行と重なったCさんの欠席が幹事から報告された。

　参加者は最長老で誰からも一目置かれているＤさん、現役時代には副社長まで出世した出世頭のＥさん、今は畑仕事に精を出す現役時代やかまし屋のＦさん、国体選手でいまだにスポーツマンのＧさん、町内会長や公民館長で現役引退後の方が忙しいＨさん、現役の頃から厳しい一言が持ち味のＩさん、長年東京暮らしが長かったが近頃北九州の実家に帰ってきたＪさん、名古屋からこの会のためにわざわざ駆け付けてくれた義理堅いＫさん、永久幹事役で面倒見の良いＬさん、そしていまだに現役生活を楽しんでいる私。

　みんなが、若い現役時代の特徴やくせを残しながらも、その上に引退後のそれぞれの生きざまを映す老いをまといつつある。若くても60代後半、70代と80代が主体のおじいちゃん会である。

　最後に一人一人、近況報告をして、にぎやかに終わった。帰り道、誘われて数人の仲間と一緒に小料理屋に寄り道して帰った。

　　　　　　　　　　　　　　（2023/08/02）