2023-12-22
1399)時候の挨拶
思い出すと、春もすごく短かかったように思う。冬から真っ直ぐ夏に突入したように思う。それもこれも気候温暖化のせいなのかもしれない。この傾向がさらに進行するとしたら、春と秋を感じることなく長い夏と冬が一年中を占めることになってしまう。「四季おりおりの」変化という日本の魅力は消え失せてしまうのだろうか(?)
普段よく使う季節感を伴った時候の挨拶も変化するかもしれない。「すごしやすくなりましたね」「なかなか涼しくなりませんね」「肌寒くなりましたね」「冬が近いですね」などという微妙な時候の挨拶は使う機会がなくなるのかもしれない。そして残るのは「暑いですね」「寒いですね」という変化の乏しいの挨拶だ。
窓の外の雪をみながら、ふとそんなことを考えた。
(2023/12/22)