夜目が覚めて、ベッドから起き上がる時、用心しないと脚がたたずにヨロヨロ倒れそうになる。頻尿で夜中に何回も起きるから大変だ。　

　昼間、会社でも、しばらく机についた後、立ち上がると脚がこわばってスムーズに1歩が踏み出せない。いずれもパーキンソン病のせいかな、と思う。

　悪いのは脚だけではない。今朝は頭がボーッとして雲の上を歩いているような気分が続いた。なんとか会社に辿り着いたものの、途中で倒れたらどうしようと心配しながらの出勤だった。最近はこのように気が遠くなるような気分になることが頻繁におこるようになった。血圧が下がった時の現象かな、と思っている。

　便秘気味なのも鬱陶しい。最近は1日、あるいは2～3日出ないことがしばしばある。病院で処方された便秘の薬も効き目が薄くなったようだ。便秘のせいでもあろうか、何かを食べたいという気持ちが湧いてこなくなった。食いしん坊の私が、である。

　長生きし過ぎた老人は、こうして弱ってゆくのだろう。仕方のないことだ。

　　　　　　　　　　　　　　　（2024/04/08）