昨日は体調不良のため会社を休んで1日中家で寝ていた。前日からゾクゾクと寒気がして身体がきつかった。食欲もなく、前日の夕食から朝食、昼食とまるまる1日、水以外には何も口に入らなかった。

　風邪だろうと自己診断した。風邪なら時間とともに自然治癒するはずだと思った。病院に行こうかと思わないでもなかったが、外に出るのもきつくて自力回復に任せた。体温は36.9度、微熱だ。そのうちお腹の調子が悪くなり、何回もトイレに駆け込んだが、食べてないのにそれほど出るはずもない。ついには痔がいたくなった。風邪の菌が腸に移動したのだろうと判断した。

　夜になってさすがに空腹を覚えて宅配夕食を食べることにした。毎晩つきものの晩酌は缶ビール1本に抑えた。夜は8時過ぎには寝床に入った。

　静養に努めた効果か、今朝はいくぶん気分も良くなった。依然食欲はなく、いつもの食パンを食べる気がしない。思いついて、そうめんを1輪ゆがいて、ゆで卵をそえて食べた。そして今、会社の机でパソコンのキーボードを叩いている。

　昨日寝込んで感じたこと、それは独居老人が病気になったら心細いということである。誰の援助を受けるでもなく、1人っきりでこのまま召されるかもしれない、という気持ちが襲ってくる。本当にそうなる前に、誰かが見守ってくれる施設への入居を考えた方が利口かもしれない、と思った次第。

　　　　　　　　　　　　　　　（2024/04/05）