
2025-10-14
2104)混迷の政界
比較第1党である自民党(衆院196議席)の高市総裁が総理になるのが最も順当な結論だろう。しかし立憲民主党が国民民主党と維新を味方につけて連立を組めば、決選投票では自民党を上回り(210議席)政権をとれることになる。さらに公明党まで引き入れれば過半数を超えることになる(234議席)。
自民党、立憲民主党、維新、国民民主党、公明党という5つの政党がどんな組み合わせを編み上げるのか、これからの数日、水面下での動きやかけひきから目が離せない。
自民党と公明党の連立解消は、今回の総理選びに留まらず、これからの衆参両院選挙の結果や各党の勢力争いに影響を及ぼす大きな事件だったのだろう。自民党が相方である公明党の立場を軽んじ過ぎた結果、公明党の我慢の緒が切れたのだろうと思う。
もう一つ感じること。数の上では、5党の中で4番目の少数政党である国民民主党の玉木代表が、繰り返し「内閣総理大臣にになる覚悟はできている」と表明しているのにはなんだか違和感を覚えるのだが(?)
(2025/10/14)
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