25日、土曜日、明治神宮は雨だった。大勢の観光客が傘をさしながら参拝していた。あらかた半分くらいは外国人のようだった。

　孫の結婚式はそんな観光客に見守られながら、おごそかに進行した。控室での両家親族紹介の後、傘をさして式場（神社社殿）に移動。日本の結婚式を珍し気に見つめる大勢の外国人観光客の間を縫いながらの移動である。なんだか映画に出演しているような気分になった。

　社殿では、2人の神主と2人の巫女に加えて、笛と琴の奏者に導かれて式が進行してゆく。おごそかな式が終わると、マイクロバスで明治記念館に移動して披露宴。特に孫の友人達と会話した。小学校時代、中学・高校時代、大学の野球部とそれぞれの時代の友達は愉快な青年たちだった。聞くところ、まだ全員独身だった。同級生の中で孫が一番早い結婚だったようだ。

　　　　　　　　　　　　　　（2025/10/27）