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面接で気をつけて頂きたい事① 最後まで話を聞く(2017/8/16)

◆面接で気をつけて頂きたい事、今回は最後まで相手の話を聞くことです。

40代以降のベテランの方やせっかちな方に多いのが、面接の際、相手に話を中断させて自分がしゃべり始める方です。
このように書くと、さすがに面接の場でそんなことするわけないだろうと思われる方もいらっしゃると思いますが、そのように思われた方の中にも予備軍がいらっしゃるかもしれません。


◆相手が話そうとしている事について、勝手に先回りして判断しない。

ベテランの方になればなるほど、経験も豊富な方が多いですから、面接官の話・質問の内容にもある程度予想がつきます。
時間の節約を狙ってか、2~3つ聞けば10の事が分かりますとアピールしたいのか、ただただせっかちなだけなのかは人によって違うと思いますが、予想がつく話について予想に基づいて返答する・意見を伝える行為は、だいたいのケースで失敗します。

例①
パターン1
面接官 「Aさんは前職では管理薬剤師をされていますね。今回の募集店舗は現在常勤薬剤師1名体制で、・・・」
Aさん 「前職でも経験がありますし、管理薬剤師で大丈夫です。むしろ1人の方が気楽に仕事が出来ますし、過去の職場でも薬剤師が複数いると人間関係が煩わしくて、・・・(中略)・・・、薬剤師1名体制の方が向いているかもしれません。」
面接官 「そうですか。今回の募集店舗は現在常勤薬剤師1名体制で業務を行っていたのですが、最近処方箋枚数が増えてきているので余裕をもって増員しようと思っています。現在の管理薬剤師はまだ若く経験も豊富とは言えないので、Aさんがご希望されるのであれば管理薬剤師を交替してもらって、Aさんの裁量で全体の業務を回してもらい、若い薬剤師にも勉強してもらうかと思っていたのですが、どうでしょう?」
Aさん 「ああ・・・、それでも大丈夫です。薬剤師2名体制になれば、お休みも取り易いでしょうし、むしろその方が良いです。あの、私が希望したらという事は、今の方に引き続き管理薬剤師をしてもらい、私は一般勤務薬剤師という事でも良いのでしょうか?むしろそちらの方が気が楽なのですが。」

パターン2
面接官 「Aさんは前職では管理薬剤師をされていますね。今回の募集店舗は現在常勤薬剤師が1名おり、・・・」
Aさん 「大丈夫です。前職場では他の方がやりたがらなかったので仕方なく管理薬剤師をしていましたが、決してやりたくてやっていたわけではなく、一般薬剤師で構いません。むしろあまり重い責任が無い方が良いです。」
面接官 「そうですか。今回の募集店舗は現在常勤薬剤師が1名おり、その方が管理薬剤師をしているのですが、Aさんが職場に慣れられたら現管理薬剤師をエリアマネージャーに昇格し、Aさんに管理薬剤師をお任せ出来ないかと考えているのですが、いかがでしょうか?」
Aさん 「ああ・・・、大丈夫です。前職で管理薬剤師も経験済みですので、フォローしてもらえるのであれば、問題ありません。」

例②
パターン1
面接官 「Bさんは前職では管理薬剤師として年収も600万円近くだったと伺っていますが、・・・」
Bさん 「いえ、今回は残業の少なさや休日等の条件を重視していますので、一般勤務薬剤師で450万円以上であれば十分です。」
面接官 「なるほど。当社の今回の募集店舗は残業も全くなく年間休日も120日以上、そして一般勤務薬剤師としての募集という事で、年収は前職より下がってしまいますが、年収480万円位ではいかがですか?」
Bさん 「充分です。問題ありません。」

パターン2
面接官 「Bさんは前職では管理薬剤師として年収も600万円近くだったと伺っていますが、当社の今回の募集店舗は残業も全くなく年間休日も120日以上、そして一般勤務薬剤師としての募集という事で、年収は530万円位を予定しています。少し下がってしまいますがいかがですか?」
Bさん 「今回は残業の少なさや休日等の条件を重視していますので、ご提示頂いた年収で問題ありません。」

他にも例はたくさんあるのですが、上記の例で、言わんとするところは分かっていただけたのではないでしょうか。


◆条件交渉で失敗してしまうだけでなく、あなたの評価が下がります。

上記の例を見ていただくと、先回りして判断し言わなくても良い余計な事を伝えてしまった事と、相手に2度同じ話をさせてしまった事で、時間も余計にかかってしまっています。(時間の節約になりません。)

ただ最も悪い事は、そのようなやり取りを繰り返すことで、面接官があなたについて『人の話を聞かない人』『最後まで話を聞かずに勝手な判断をする人』という評価を下してしまう事です。

実際に上記の例のようなやり取りを、業務中の指示・連絡に置き換えた時にどうでしょうか?あなたが伝える立場・指導する立場であったらどうでしょうか?
急いでいる時、指示を伝えようとしている時、途中で話を遮られ、また最初から話をしなければならなくなったら。
正確に経過と結果、指示を伝えたいのに、話の途中で勝手な判断をし行動に移した結果、結局全ての作業を最初からやり直す事になったら。最悪なのはそれが医療過誤につながったら。

面接の結果(採否)に大きな影響が出てきそうですね。


◆相手の話を最後まで聞き、意図を把握して応対しましょう。

相手が話の途中に上手く言葉がでてこなくなった時に、「こういう事でしょうか?それでしたら、・・・」と予想した事を質問した上で応対するのは、悪くありません。
見事正答であれば、『さすが経験豊富なベテランの方』と評価も上がるでしょう。

しかしながら、何でもかんでも相手の話を中断させて応対していたら、上記で見てきた例の様に失敗対応の方がたいへん多くなります。

相手(話し手)の意図をきちんと把握する事が大事です。
面接では特に、面接官の言わんとする事が話の途中で予想できた(分かった気がした)にしても、勝手に判断せず最後まで相手の話を聞いて受け答えするという事を心がけましょう。




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