2010-02-16
139)加齢 2010.2.16
何でもかんでも忘却の彼方、脳味噌が日に日に弱くなっているのを実感します。
喘息に不整脈、高血圧に前立腺肥大と内臓各所に色んな病名を貰って、毎朝晩、大量の薬が欠かせません。
最近は内臓だけでなく、関節だとか筋肉だとかにも支障が出始めました。
右膝が痛くなってから、もう1年にはなるでしょうか。生活に大きく支障を来たすほどではありませんが、椅子から立ち上がった時とか、歩き始めとかに痛みが走ります。時々思い出したように、整形外科で電気にかかったり、温めたり、貼り薬をはったりしています。はかばかしく改善する気配はありませんが、せめてこのままあまり酷くなってくれなければいいがな、と願っています。杖にすがる生活はしたくありません。
最近、左足の裏、小指の付け根あたりが痛くなり始めました。靴を履いて歩く時、家のフローリングを歩く時、ピリリと痛みます。何の根拠もなく、突然、骨の癌じゃないかという恐怖心に襲われて、いつもの整形外科に診てもらいました。なんとかという(難しい名前ですぐに忘れました)、持って生まれた足の形からくるものだろうという診立てでした。足の厚みがない、つまり肉付きがよくないので、骨が靴の底やフローリングに当って痛くなるというのです。ウォーキングシューズみたいな底の厚い靴を履けとのご託宣でした。
半信半疑ながら、駄目モトと、早速スポーツ用品店に行ってみました。夥しい種類の靴の中から、うまい具合に、通勤に履いてもおかしくないような、黒い皮のウォーキングシューズを捜すことが出来ました。
通勤に使い始めましたが、あら不思議、痛くないのです。味を占めて、家でも裸足をやめて、柔らかい底のスリッパを履くことにしました。
あの先生、意外と名医なのかもしれないと、今は信頼を深めているところです。