2010-06-03
172)鳩山退陣 2010.6.3
今朝の朝刊は、鳩山総理の突然の退陣表明に関する記事が、何ページにもわたっていた。真相は知らないが、まあ良い辞め時だったのじゃないかと私は思う。
自分の言葉に責任を感じる能力を持っていないのではないかと思える、変わった人物だった。最も総理になって欲しくないタイプの人物だった。しかし辞め際に二つのいいことをした。
第一。小沢幹事長を一緒に引き摺りおろし、そのことを満座で発表したこと。これではいかな小沢氏でも動き難かろう。民主党内における小沢氏の院政移行にブレーキがかかることを望みたい。
第二。次の衆議院選挙には出馬しないと宣言したこと。何か事があれば、元総理経験者がぞろぞろと顔を出す政界の風景は異様である。総理の地位を投げ出した人は、鳩山さんに倣ってみんな政界から引退していったらどんなものだろう。それはそれとして鳩山総理、この言葉にだけは責任を持ってくださいよ。