2011-10-06
332) スケジュール表
一方で、会社の社員共用ファイルにも、
手帳と同じ内容を入れている。
当社の社員は誰でも私のスケジュール表を開くことが出来る。
自分のスケジュールをオープンにしてから、10年以上になる。
きっかけはある商社の支店長との会話だった。
彼の行動はパソコンを見れば、社内の誰でも把握出来るのだという。
初めは半信半疑、そんなこと出来るはずがないと思っていた。
平日ゴルフや、研修と名うった加盟団体の旅行や、
社員にあまり知られたくない業務だってある。
そんなこと、少なくとも自分には出来ないと思っていた。
でも彼の話はずっと頭に残っていた。
何のきっかけだったかは覚えていないが、
ある時、恐る恐る始めてみた。
年度当初に、一年間のカレンダーを作る。
用件が入るたびに、片っ端からカレンダーに入力してゆく。
まことに便利である。
私から社員に一々、スケジュールの説明をする必要がない。
社員も、私のスケジュールを睨みながら行事日程を組める・・・
はずだと私は思っている。
今や、私にとって、なくてはならないスケジュール表である。
社員にとっても、なくてはならないものかどうか・・・
それはわからない。聞いてみたことがない。
(2011.10.06)