昨年11月、パリの同時多発自爆テロには度肝をぬかれた。

イスラム国（IS）の仕業だと言われている。

年が明けてもISによる自爆テロが頻発している。

12日にはトルコのイスタンブールで、死者10人。

観光名所、観光客をねらったテロのようだ。

14日にはインドネシアのジャカルタで、死者7人。

アジアにもついにISの波が押し寄せてきたようだ。

ボコハラムというイスラム過激派の活動も活発らしい。

場所はアフリカのナイジェリア、11日、自爆テロで死者4人。

ボコハラムのやり方は信じられない残酷さだ。

いたいけな少女に「自爆用ベスト」を着せて

人込みの中に紛れ込ませてから

これを遠隔操作で爆発させるという。

これをも「自爆」と呼ぶのだろうか。

ISの信奉者は世界各地に散らばっているらしい。

彼らの行動を、事前に全て把握するのは不可能だろう。

自爆テロが今後も続くものと考えざるをえない。

その攻撃は日本にはおよばないのだろうか。

世界はこれからイスラム過激派とどう対峙するのだろうか。

封じる、抑え込む、叩き潰す、融和する、崇める、ひれ伏す・・・

いずれにしても相当の時間を要することだろう。

　　　　　　　（2016.01.15）