2012-10-02
430) 怖い街
その堺町飲食店街で近頃目立つのが警察官の姿である。青い防弾チョッキを身につけた警察官が3人一組で街の中を巡邏している。1組だけではない。歩いていると必ず何組かの3人組警察官に出会う。
近くの堺町公園の中には交番(警察官詰め所)がある。先日は夕方5時ちょっと前のこと、どこにいたのだろうと思うくらい沢山の警察官が、後から後から詰め所に帰ってくるところに出会った。
最近、北九州では暴力団がらみと言われる事件が何件も発生している。しかしその犯人が捕まったという話を聞かない。それどころか警戒をよそ目に新たな事件が次々と起こっている。警察もなめられたものである。
時々思うことがある。北九州という街は、外部の人たちにどのような印象を与えているのだろうか。どのような目で見られているのだろうか。怖い街、恐ろしいところ、暴力団が闊歩する街・・・。これでは観光客も足が遠のくことだろう。孫に遊びに来いというのも躊躇する。
県外からも大勢の警察官がこの北九州に応援に来てくれているらしい。どこの力を借りてでもいい、一日も早く安心して住める街、安心して遊びに来れる街にしてほしいものである。(2012.10.02)