2013-06-26
466) こわいぶろぐ
会社のホームページにこうして「社長ブログ」というスペースをとってもらっている。その点から考えると、社長の業務怠慢ということになるのかもしれない。意欲が湧かないとか、暢気に構えてる場合じゃないような気もする。
ここ数日、ブログに関するニュースがテレビや新聞紙面を賑わしている。
一週間ほど前には、復興庁の役人が自分のブログにつまらぬ事を書いて首になったというニュースがあった。尊大で、上から目線のあの内容は読む者を不愉快にさせるものではあった。
しかし、と思う。一杯飲みながら愚痴をこぼしておけばいいものを、文字にして衆人の目に晒したがために、一生を棒に振ったあの役人が可哀想な気にもなってくる。
昨日の夕刊には、岩手県の県会議員が、ブログが原因で自殺したらしいという記事がのっていた。彼は病院で自分のことを番号で呼ばれたことに腹を立てた。そのことをブログに書いた。今度はそれを読んだ人達が腹を立てた。抗議や非難のメールが殺到した。県会議員のブログは炎上した。
そのことを苦にして自殺したのではないかと見られているらしい。世の中の人達が、他人のブログをそんなに読んでいるのか?・・・これは驚きである。
ともかくブログは恐ろしい。またまたブログから足が遠のくことになりそうだ。(2013.06.26)