2013-12-03
510) 釣りばか日誌
昨夜は「釣りばか日誌」を視た。「釣りばか日誌」シリーズは過去にも数多く視ている。ほとんど全部視ているかもしれない。どれも腹を抱えて笑うほど面白かった。なんだ、面白くない、というようなはずれがなかった。
何年かぶりの「釣りばか日誌」で期待した。「釣りばか日誌 20 ファイナル」と題するもので、幸いにも過去に視たものではなかった。
しかし中味は期待はずれだった。まずスーさんの衰えが目立ったこと、釣りをしないスーさんでは話にならない。筋書きもファイナルを意識し過ぎたのか、冥土の入口でのお祭り騒ぎみたいな夢の場面等、無理があってつまらなかった。
「釣りばか日誌」は22年間も続いた映画の人気シリーズだ。「ファイナル」が2009年の製作で、その後ほどなくして、2013年にはスーさんこと三国連太郎が亡くなっている。高齢の三国に無理をさせてまでファイナル編を製作しなくても良かったのじゃないか・・・というのが視たあとの私の感想である。(2013.12.03)