2014-01-24
529) 大相撲
今場所は、稀勢の里の綱取り場所として騒がれていたので、久々に日本人横綱の誕生かといささかの関心を寄せていた。大相撲が少しは面白くなるかと期待もしていた。
2003年に貴乃花が引退してから11年、日本人横綱不在の場所が続いている。この間に武蔵丸、朝青龍、白鵬、日馬富士と4人の横綱が誕生したが、その中に日本人は1人もいない。武蔵丸がハワイで、あとの3人はモンゴル出身だ。
そんな期待が無残にも打ち砕かれてしまった。昨日のニュースではその稀勢の里が5敗目を喫したと報じていた。横綱どころの話じゃない。勝ち越しだって出来ないかもしれない。せっかくのチャンスを生かせない。情けないことだ。
稀勢の里が駄目になったら、他に強い日本人力士は見当たらない。しばらくは日本人横綱の誕生なんか望めそうもない。
大関以下の幕内上位陣にも外国人力士がひしめいている。
大相撲を「日本の国技」と呼ぶのをそろそろ考えなおしたらどうだろうか。(2014.01.24)