2014-04-28
587) なんじゃもんじゃの花
その妻が昨日の日曜日、珍しく散歩の誘いに乗ってきた。ぽかぽかとした陽気が妻をその気にさせてくれたのだろうか。あるいは日頃気にしている体重増が後押ししてくれたのかもしれない。
グリーンパークに行きたいという。この機を失しないようにと場所の選定に同意、公園までは車で行った。老人割引で入場料100円が無料になった。公園の隅から隅まで歩いた。芝生や、林の中や、池の畔を新緑に包まれて歩いた。何回も行っている公園だが、知らない場所や施設があちこちあった。茶店で弁当を買って、芝生の上に座り込んで食べた。
パンジーやチューリップなど、植え込まれた花が綺麗だった。芝生広場の周囲に、小ぶりの木が十数本植わっていた。その見知らぬ木は、モジャモジャとした白い小花を全身にまとっていた。綺麗な花だが、花の名前は知らない。
「なんという花じゃろかね~」「見たことないね~」「花の雰囲気から、もしかしてなんじゃもんじゃというんじゃなかろ~か」「う~ん、そりゃ、当たりかも知れんよ」というのは夫婦の会話。係員を捕まえて聞いてみた。「なんじゃもんじゃの花ですよ」という答が返ってきた。かくしてかの有名な『なんじゃもんじゃの花』との初対面を果たしたのである。画像:写し方が下手くそだから花に見えないが、枝の先の白っぽいのが全部花。 (2014.04.28)