2014-06-17
616) 雀のお宿
毎日、朝の7時前には雀が集団でやってくる。テラス脇の花木の枝を飛び交いながらチッチ、チッチと食事を催促する。妻は亭主の朝食準備に先んじて、雀のためにパン屑の食事を用意する。餌箱がテラスに置かれ、窓が閉められるのを待って、雀はざーっと音をたてて枝からテラスに下りてくる。そして順繰りに食べ始める。水場で水を飲む雀もいる。
見ていると我が家を訪れる雀の数は確実に増えているようだ。「いい餌場があるぞ」と友達を呼んでくるのかもしれない。
毎朝、いくら餌をもらっても雀の警戒心の強さは相変わらずだ。家の中で人がちょっと動いた気配がするだけで一斉にぱっと飛び散る。
ただ窓辺の至近距離まで近づいていても、じっと動かなかったら警戒対象から外れるようだ。写真はそうして撮った今朝の雀の食事風景である。(2014.06.17)