（産業カウンセラー養成講座）

北九州教室の実技指導者に休みが出て足りなくなるから応援にきてくれという要請があった。スケジュール手帳が白紙だったため、気安く引き受けた。ワールドカップの日本初戦があるのをうっかり忘れていたのである。テレビに心惹かれながらも朝早くから出かけた。結果が気になって休憩時間の度に家に電話して途中経過を聞きながらの実技指導になった。

うまく指導出来たかどうかは自分では判らない。最後に受け持ちグループの受講者から私の指導で「癒された」と言われたが、学びになったのかどうかは知らない。

（ミャンマーの女学生）

折尾から小倉に向かう電車の中。日曜日の朝早くというのに電車は満員だった。人をかき分けて通路の中ほどに立っていた。近くに座っていた女学生らしき女性がつと立ち上がって「どうぞ」と席を譲るのである。大丈夫だからと断ったがどうしても座れという。二人ずれだった。結局私が席に座ることになった。

小倉までの電車の中での会話でわかったこと。彼女たちはミャンマーの女学生で、日本の大学に留学するために訪日したという。そして当日は大学に入学する前段の日本語学校の試験があるということだった。試験場所は北九州市立大学だと聞いた。

このところ日本の女学生が席を譲る姿をついぞ見かけることがなくなっていたので新鮮な驚きだった。

（ワールドカップ日本戦）

昼間に見損なった日本対コートジボアール戦を夕食後ビデオで見た。負けたという結果が分かっている試合を見るのは味気ないものだったが、それでも最後まで見た。おかげで寝るのが真夜中になってしまった。

試合は終始押され気味だった。惜しい得点機も何回かあったが、それは相手も同じことであって、1対2というのは妥当な結果だったのかもしれない。決勝トーナメント進出の可能性はまだ残っているのだし、選手たちは気を落とすことなく、第2戦、第3戦に臨んで欲しいと思う。（2014.06.16）