2014-07-04
624) 色覚異常
最近とみに記憶力が衰えてきたのを実感している。
記憶力の減退を遅らせるには脳に刺激を与えればいいはずだ。
そう思って色々とチャレンジしている。
毎日定時に出勤し退社すること、そのこと自体が刺激になっている。
会社で色々と社員の話を聞くのが刺激になるのは言うまでもない。
会社の採算が黒か赤か毎月ハラハラすることで強い刺激を受ける。
カウンセラー養成講座の実技指導は仕事とは違う刺激を与えてくれる。
講座のために準備したり勉強会に出ることも脳の刺激になっている。
しかし社長業も実技指導もそういつまでも続けられる訳ではない。
そろそろ引退すべき時が近づいている。
どちらも一気に引退して、毎日ボーっとしていたら確実に惚けそうだ。
今のうちに替りの刺激剤を見つけなければ・・・と思う。
その第一候補にあげたいのが水彩画だ。
子供のころ、絵を描くのが好きだった。
絵が惚けの防止に役立つという話は以前から聞いている。
ゆっくりしたら絵を習いたいというのは前々からの願望だった。
習うには近くにカルチャーセンターがある。
ここまではいい材料である。
しかし大きな障害があるのだ。
私は色覚に異常があるのだ。
複雑な色合いになると色を識別できない。
緑の樹木に赤い色をつけてしまう。
小中学時代、樹木のない風景ばかり描いていたのを思い出す。
そんなことは最初から分かっていたことだ、無理なら止めておけ。
でもやっぱり水彩画を習ってみたい、描いてみたい・・・
着彩の少ない淡彩画ならなんとか誤魔化せるかもしれない・・・
多少色遣いがおかしくても、個性があっていいじゃないか・・・
と、自分の尻を叩きながらもまだ心を決めきれない私である。
(2014.07.04)