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てげてげブログ
2014-07-30

639) 女講談師

昨日は無料の講演会というか、講談を聞きに行った。主催者は福岡県法人会連合会という納税者団体。演目は「歴史に学ぶサムライ心 軍師 黒田官兵衛」。語るのは「神田 紅」という女性講談師。着いた時には会場はすでに数百名の聴衆で埋まっていた。


貰ったチラシから師のプロフィールを一部引用する。

『福岡出身、修猷館高校卒、早稲田大学中退。昭和54年、二代目神田山陽師匠と運命の出逢い、講談の魅力にとりつかれ入門。平成元年真打昇進。古典から現代ものまで幅広い作品を得意とし、「芝居講談」という新しいジャンルを開拓。平成14年に芸道25年を迎え紅一門を旗揚げ、現在弟子5人。・・・語り部を育てる講談教室「紅塾」の生徒は東京、福岡合わせて100余名。・・・』


講談というものを初めて聞いた。よく透る声、抑揚のきいた語り口、話の節目にはパチンと演台を叩く区切りの音。場面が変わるところでは音楽が入ったりと、話を分かり易くするための仕掛けが随所に利かせてあった。

余談の中の興味ある話。講談師の殆どは長生きだという。80歳を超えてなお現役の講談師もおり、常日頃大きな声を出すことが長寿に繋がっているという紅師のお説だった。本当かもしれない。(2014.07.30)

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