2014-07-31
640) ざらつく感じ
マスコミは次から次に、これでもかと様々な事件を報じている。
中に自らの感覚ではとても理解できない異様な事件もある。
この消化不良の状態を「ざらつく感じ」と表現してみたい。
佐世保の少女殺害事件はその一つである。
最初に報道された時、遺体の「切断」という言葉にひっかかった。
16の少女が殺した上に、死体から頭部と手首を切り離した?
高校1年生がマンションに一人住まいという事実にもざらついた。
両親は離島に住んでいて裕福な家庭の娘?
その後次々に報道される少女の行動にはざらつく事実が多い。
・謝罪や反省の言葉はない。
・犯行に使用したハンマーとのこぎりを事前に購入していた。
・計画的犯行か。
・「人を殺して解体してみたかった」
・過去に小動物の解剖を繰り返していた。
・「猫の解剖をしたら人間も解剖してみたくなった」
・小学生の時、友達の給食に異物を入れる事件をおこした。
・眠っている父親を金属バットで殴って大怪我を負わせた。
少女の行動だけでなく、その父親の行動にもざらつく感じがする。
・思春期の娘を抱えながら、妻の病死後半年で再婚した。
・15歳の幼い少女にマンションの一人住まいをさせている。
時間の経過が、事件の記憶を消し去ってくれることを望んでいる。
(2014.07.31)