2014-08-01
641) エボラ出血熱
西アフリカでエボラ出血熱という伝染病が流行しているというネットのニュースが気になった。2月以降で1000人以上が感染、うち660人が死亡(7月20日現在)しており、過去最大級の流行らしい。まだまだ被害は拡大しそうだともいう。
エボラ出血熱という馴染みの薄い伝染病について急遽得た知識である。
①エボラ出血熱は1976年、スーダンで発見されて以来、アフリカでは過去10回ほど突発的に流行している。
②感染したときの致死率は50~90%と非常に高く、治療法も確立されていない。
③空気感染等はせず、感染した人の血液や臓器、排泄物に接触しなければうつらない。
④感染を拡大しないためには感染者を「隔離」することが最も効果的な対策である。
⑤コウモリやチンパンジーなどの野生動物の肉を食べる習慣が原因だという説がある。
私にとって問題なのは、今回流行の震源地である西アフリカ3か国(ギニア、リベリア、シエラレオネ)の場所である。地図で見ると間にマリという国を挟んで、アルジェリアまであまり遠くはないようだ。アルジェリアには息子が単身赴任している。今は夏休みを利用して嫁と2人の孫が遊びに行っている最中だ。アルジェリアまで感染が拡大することはないだろうか。あの子たちは大丈夫だろうか。(2014.08.01)