2014-12-17
711) イスラム過激派
今朝の新聞。パキスタンの学校に武装集団が押し入り、銃を乱射して140人以上の生徒や教師を殺害したというニュースに驚いた。「パキスタン・タリバーン運動」というイスラム過激派が犯行声明を出したと報道されている。
昨日、オーストラリア・シドニーのカフェで数十人の人質をとって立てこもり、最後には治安部隊の突入により人質2人が死亡、自らは射殺された事件の犯人もイスラム過激派だった。彼は「アラーのほかに神なし」という旗を掲げていたという。
欧米はじめ世界中から多くの戦闘員を集めていると言われる「イスラム国」の動きをはじめ、イスラム過激派のことが新聞紙面に載らない日はないような気がする。善悪は別にして、イスラムが世界を動かしている、あるいは引っ掻き回していると言えるかもしれない。
インターネットの記事によると、イスラム過激派の組織は40以上もあるらしい。これらの組織に属するイスラム教徒が、自らの生命を投げ出すことを厭わずに様々な事件を起こしている。
それなのに、彼らが何を目的にそんな騒ぎを起こしているのか私は何も知らない。イスラムの教えを拡げるためなのか、欧米憎しなのか、もっと複雑な理由があるのか、他人事でなく真面目に勉強してみる必要があるかもしれない・・・と思い始めている。(2014.12.17)
画像:窓外の街路樹。一晩でほとんど裸になった。雪も降っている。