2015-02-19
734) セカンドオピニオン
10日ほど前に酔っぱらって転んで痛めた右肩と腰の痛みが、日を追って治まるどころか、だんだん酷くなってきた。おまけに打撲箇所の肌が紫色に変色してきた。
痛めてすぐに会社の近くの整形外科クリニックで診てもらった。レントゲン検査の結果「骨には異常がないようだから貼り薬を貼ってしばらく様子を見ましょう」という診断だった。
どうも頼りなげなお医者さんで、再診に行く気が起らなかった。さらに打ち身ならそのうち痛みも治まるだろうとの素人判断で、今日まで放置してきた。
しかしこの状態はどうも尋常ではないようだ。とうとう今朝は我慢しきれずに、自宅の近所の整形外科に駆け込んだ。かねてから評判を聞いていた病院である。
「よく10日間も我慢していましたね」と言われた。肩の痛みは肩の骨にひびが入っているせいだという。酔って覚えていないがどこかに強く打ちつけたようだ。
腰の痛みは下から3番目とかの背骨がひしゃげているせいだという。こちらは激しく尻餅をついたのだろうとのこと。
詳しい診断は、今日のMRI検査の結果を診てからということだが、早速コルセットで腰を固定する羽目になった。腕は日が経ってしまったので固定するまでもないが、出来るだけ動かさないようにして生活すべし、との仰せである。
同じくレントゲン写真を撮りながら、お医者さんによってこんなにも診断が違うのかと驚いた。病院の梯子は健康保険に迷惑をかけることになるが、やはりセカンドオピニオンというのは必要だと感じた次第である。(2015.02.19)