2015-07-14
767) 不適切会計
連日、天下の名門企業東芝の不適切会計処理の報道が賑やかしい。何か一つ悪い事実が発覚すると、あれもこれもと寄ってたかって叩くのがマスコミの習性だから仕方がないのだろう。
ついには社長が目標達成を求めるという至極当然の役割そのものが「悪」であるという雰囲気になってきた。社長たるもの、部下に目標達成をあまり強く求めてはいけないらしい。
以下は読売新聞配信のヤフーニュースである。
『 東芝の不適切会計を巡り、問題を調査している外部の第三者委員会は、東芝が利益の過大計上につながる会計処理を意図的に行ったと認定する方針を固めた。業績の拡大を目指す経営陣の意向が、全社的に反映されたことを問題視している。・・・・・第三者委は、利益の過大計上が・・・・・など、多くの部門で行われた事実を重視している。収益目標の達成を強く求める〇〇社長らの意を受け、追いつめられた現場が、意図的な会計処理を行ったとの見方を強めている。費用や損失の計上時期についても、経営幹部の意向が反映されたとみている。 』 (2015.07.14)