数日前、自宅に年配のご婦人二人の訪問を受けた。

手作りのチラシを1枚持参して、花見のお誘いである。

高須地区社会福祉協議会　高須西班、福祉協力員一同。

これはそのチラシの末尾に記載された発行元である。

聞いてみると「老人会」のお世話役さん達らしい。

開催日は4月2日、土曜日、私には何の予定もない。

場所は自宅の目の前の公園で、断る理由もない。

参加させてもらうことにして、800円の弁当代を払った。

4月2日当日、正午の開始から2時間の開催時間。

地べたに敷いたブルーシートに座った参加者は約50人。

高齢者のためには数多くの椅子が用意されていた。

参加者の7割方は女性、結構高齢の方もいらっしゃった。

近くのお総菜屋さんの名前の入った弁当を食べながら、

日本舞踊や篠笛演奏やバナナの叩き売り等の余興もあった。

出演者はみんな近所の有志であったらしい。

ここまで準備された世話役さん達のご苦労に感謝したい。

雑談の中で、老人会の行事への参加を勧誘された。

ラジオ体操・太極拳や、月1回のおしゃべり会・・・

仕事があることを理由に丁重にお断りした。

まだまだ老人会に入る気分にはなれない。

蛇足。花見会のアルコールは各自持参と聞いていた。

見渡したところ、持参したのは私一人だったようだ。

みなさん、アルコール抜きの花見を楽しんでいらっしゃた。

やっぱり私には老人会はまだ時期尚早のようだ。

　　　　　　　　（2016.04.04）