2017-03-15
1024) ウォーキング道筋の一風景
昼休み、短い時間ではあるがウォーキングしている。
最近その道筋に破壊工事中のビルが何棟かあって目を引く。
いずれも昔賑やかだった丸源ビルだ。
昔、丸源ビルはその殆どが飲食店の入居するビルだった。
小倉だけでも20~30棟、いやもっと多かったかもしれない。
そして小倉のみでなく、博多や東京銀座にも進出していた。
バブルの時代、酔客が出たり入ったり、夜は人で溢れるビルだった。
時代が変わり、最近は老朽化し、テナントが減って、閉鎖しているビルも増えていた。
数か月前から、ビルの周りをシートで覆った姿が目に付いていた。
ふと気が付いたら・・・
いつの間にか覆ったシートの高さが低くなっている。
そしてビルが跡形もなく消えてしまう。
シートの中の様子は分からないが・・・
あまり大きな音も出さず、重機で内部から壊しているのだろう。
その瓦礫を満載したトラックは何度か見掛けたことがある。
そしていま気になっているのは・・・
ビルの無くなった後はどうなるのだろうかということだ。
いまどきの時代に相応しい何か、といったらどんなものが出来るのだろうか。
(2017.03.15)