2017-03-21
1027) 幸福度世界ランキング
3月20日は国連が決めた国際幸福デーだという。この日に合わせて国連は毎年「世界幸福度報告書」というものを発表しているらしい。その2017年版をネットニュースで見た。
幸福度1位はノルウェー、以下デンマーク、アイスランド、スイス、フィンランドと続く。上位5ヶ国中4ヶ国が北欧諸国だ。逆に下位5ヶ国は中央アフリカ、ブルンジ、タンザニア等中東アフリカ諸国が独占している。この発表による限り、世界の幸福度には極端な地域的偏りがあるらしい。
我が日本は世界155ヶ国中、51位だという。2016年の53位から2つ順位を上げたそうだが、それでも私が日頃抱いている感覚からは遥かに低い。経済面、治安面、自由面、これまでどれ一つをとっても日本人は世界でも極めて恵まれた国民だと思い込んでいたのだ。
近隣諸国では、中国が79位で韓国が56位と、日本とニアリーだ。世界のリーダーたる米国は14位と出ている。トランプ大統領誕生で、これから上がるのか下がるのか?
この幸福度調査は一人当たりGDPなどの経済的豊かさだけでなく、福祉、自由、寛容、正直、健康、良好な統治等々、幸福度を支えると考えられる主な要因を数値化しランク付けしたものだという。その中で「不幸の源として最大のものは精神疾患」だという記述に目を引かれた。(2017.03.21)