2017-12-05
1137) 税務調査
今年ももうすぐ暮れる。会社を設立して13年目の今年、会社としては初めての経験をした。9月下旬のこと。その正体は小倉税務署による実地調査である。後日のために簡単に書き留めておこうと思う。
顧問の税理士さんから受けた突然の電話が幕開けだった。「小倉税務署から通知がありました。税務調査が入ります。調査期間は3日間です」。
経理処理はきちんとしているはずだし、ましてや不正を犯しているつもりは全くない。それでも税務署というのは怖いお役所という刷り込みがある。その調査というのは決して気持ちの良いものではない。
税理士さん立ち会いのもと、神妙に3日間の実地調査を受けた。調査官は最後に「結果は後日文書で通知します」と言い置いて帰った。
2ヶ月弱経過した頃に文書が届いた。11月13日付の文書、『更正決定等をすべきと認められない旨の通知書』という難しい表題の1枚の文書である。
本文には『下記の内容について、国税に関する実地の調査を行った結果、更正決定等をすべきと認められませんので通知します。』と、これも難しい日本語である。
『記』以下には法人税をはじめとする『税目』と、それに対応する『更正決定等をすべきと認められない課税期間等』と『調査対象期間』をまとめた一表がついている。
この簡単だがいかめしい通知書によって、当社の経理処理は間違いも誤魔化しもなかったというお墨付きをもらったことになる。今後とも正しい経理処理につとめたいと思う。(2017.12.05)